段ボールコンポスト(2/3)
☆準備しよう!
- 1.まず、以下に記載したものをそろえます。
- ・段ボール箱 防水加工がされていない、丈夫なミカン箱程度のもの
- ・基材 竹パウダー・もみ殻燻炭
- ・土台 ブロック・すのこ等
- ・虫よけカバー Tシャツなどを、袋状に縫ったもの等
- ・移植ごて・手袋 かき混ぜるときに使用
- ・温度計 段ボールコンポスト内の温度を測る (無くてもよい)
- 2.段ボール箱を組立て、補強のために底を二重にして使用します。
- 3.基材の竹パウダー・もみ殻燻炭を入れて、よくかき混ぜます。
- 4.雨が当たらず日の当たる場所で、すのこやブロックなどの土台の上に置き、風通しを良くします。
- (園芸店などでもらえる苗を入れるケース等を使用しても良いでしょう)
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- (直接、段ボールの中で混ぜてもかまいません)
☆生ごみを入れよう!
- 1.一日500グラム程度を目安に、生ごみを入れてよくかき混ぜます。
- 2.混ぜ終えたら虫よけカバーをかぶせます。 虫よけカバーをしないと、虫が入り込み卵を産み付けられます。
- (虫よけカバーは、Tシャツや下着を縫って袋状にしたものでも代用できます)
- 3.生ごみは2~3ヶ月投入できます。
☆管理と注意点!
- ・生ごみを入れるたびによくかき混ぜ、空気を入れましょう。
- (生ごみを入れなくても、一日一回はかき混ぜましょう)
- ・水分量は、手で握ると形が残る程度がベストです。
- 不足気味なら米のとぎ汁を加え、水分が多いときは生ごみの投入を2~3日控えて下さい。
- ・分解が進むと段ボールコンポスト内の温度が上がってきます。(30℃~50℃程度)
- 分解が遅い場合、食用の廃油や米ぬかを加えると、温度が上がり分解が進みます。
- 表面に白いカビが生えていたら、微生物の活動が活発な証拠です。 順調です!
- ・虫が発生したときは、天気の良い日に中身をビニール袋に移し、天日に干すと一日で死滅します。
- 段ボールコンポストに戻して再開して下さい。
- ・分解しないもの(段ボールコンポストには入れないで下さい)
- 貝殻
- ビニール類
- ・分解しにくいもの(分解しますが時間がかかります)
- 卵の殻
- タマネギの皮
- エビの殻
- 鶏の骨など
☆熟成作業!
- ・生ごみの投入量により異なりますが、使用開始から3ヵ月ほど経つと温度が上がりにくくなり、生ごみの分解が遅くなってきます。
- このような状態になったら、生ごみの投入を止めて熟成期間に入ります。
- 1.段ボールのままか、または別の容器に移して、一週間に一度1リットル程度の水を入れてかき混ぜます。
- このときも、通気性は良くしておきます。
- 2.生ごみの形がなくなり、温度が上がらなくなったら完了です!
- そのまま堆肥として使えます。(プランターなどには土3に堆肥1の割合で)
- 畠にはそのまま撒いて、よく耕してもかまいません。
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